医師法の第一条には「医師は、医療及び保健指導を掌ることによつて公衆衛生の向上及び増進に寄与し、
もつて国民の健康な生活を確保するものとする。」と書いてあります。
俗に、「(お)医者(さん)」とか「ドクター」と呼ばれます。
古くは「くすし」「くすりし」といった呼ばれ方をしていたようで、
中世、公家や僧侶で医術の知識を持って施療していたようです。
医師は大きく分けて、患者とじかに接して診療にあたる「臨床医」と、
病気の原因をつきとめるために基礎医学を研究する「研究医」に分けられます。
ほとんどは臨床医ですが、臨床医はさらに、「勤務医」と「開業医」に分けられます。
医師になった後も、常に勉強を続けなければなりません。
「ひとたびこの職業を選んだ以上、もはや医師は自分自身のものではなく、病める人のものである。
もしそれを好まぬなら、他の職業を選ぶがよい。」 -ポンペ-
知的向上心の高い人でなくては、すばらしい医師になれないですし、
医療のスペシャリストとして公衆衛生向上、増進に寄与できないだろうし、
国民の健康生活を確保できるどころか、かえって有害になりかねないかもしれません。
それこそ他の職業を選んだほうが人の為になります。
医師という職業は社会的地位も高く、一般社会人より高い所得を得ています。
都市部は医師過剰、眼科・循環器科・皮膚科・耳鼻咽喉科などは過剰と言われているようです。
しかし100床以下の中小病院は医師不足で、地方は医師不足、
小児科・産婦人科・神経内科・精神神経科・麻酔科などは不足しているようです。
これから医師を目指される方はこういったことを視野に入れつつがんばりましょう。
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